新ミッション「スモールビジネスを、世界の主役に。」

今月で6周年、時間の創出を実現してきたfreee

今月、2018年7月にfreeeは会社の設立から6周年を迎える。6年前は製品の構想だけ存在して、プログラミングの勉強をしながらfreee開発に着手したものであったが、そこから6年、無事に会計freee のリリースを皮切りに、「スモールビジネスに携わるすべての人が創造的な活動にフォーカスできるよう」というミッションのもと会計、人事労務、会社設立、申告などさまざまなバックオフィス業務を全体として自動化するソリューションを展開してきた。

集合写真

2018年7月2日に開催した「FY2019事業戦略発表会」

その成果として、100万以上の事業所で利用いただけるようになり、3,600を超える金融機関や他の業務アプリケーションとのデータ連携を実現し、5,000を超える会計事務所さんともパートナーシップを組ませていただき、クラウドの会計ソフト市場においてトップシェアを獲得する存在となることができた。

この間、やはりバックオフィスの仕事をラクにするという点についてはいろいろなところで実現することができてきたし、ミッションに対しては少しずつ近づいていく軌道は描けたのかなと考えている。実際に、バックオフィスの業務量はfreeeを利用して、数分の1から20分の1になったという声は多くいただくようになった。

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バックオフィス業務が20分の1になり、かつfreeeはビジネスの成長にも貢献するようになった

最近は、これに加えて、さらに大きなインパクトを産むことができてきたと実感している。freeeを利用して毎月レポートを見ているユーザーの74%は増収を実現しており、freeeのレポートを閲覧して経営をする会社の成長率が非常に高いということもわかってきているのだ。

例えば、六本木や目黒の蔦屋の植栽なども担当され、花卉業界で新たなチャレンジをする株式会社BOTANICさんでは、freeeを活用することでバックオフィス業務を1/20に圧縮すると同時に、freeeを利用して季節性やビジネスモデルの異なる4つの事業部門をコストをかけずに管理したり、様々なレポートを必要なときに見て分析したり、スマホやタブレットから現場であっても重要な仕事は確認するなど活用いただき、結果ビジネスは増収増益を続け、実際にビジネスが伸びるという点に貢献している実感を持っていただいている。

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3期連続増収の株式会社BOTANIC 代表 田中彰様(freeeユーザー)

つまり、freeeは、「創造的な活動にフォーカス」というミッションを掲げ、時間を創出することに取り組んで来たわけであるが、結果としてすでに事業自体に力を与えることまでできていることがわかってきた。さらにその先にどんなサービスを展開していきたいのかも考えてみると、創業6周年を迎えるこのタイミングでミッションをさらに先に進めてよいのではないかと考えた。

新ミッション「スモールビジネスを、世界の主役に。」

ということで、この度、freeeはこれまでのミッションをさらに進化させ、「スモールビジネスを、世界の主役に。」という新しいミッションをセットします。

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そして、このミッションの実現に向け、「アイデアやパッションやスキルがあればだれでも、ビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム」を実現します。

世界というと、よく、「海外に出るの?」と言われるのだが、将来的にはやっていくつもりはあるものの、まずは「世界=世の中」という意味と考えていただきたい。スモールビジネスを世の中の主役にしようという思いでこのミッションをセットした。

 日本の99%のビジネスは中小企業であるわけだが、労働生産性では中小企業は大企業の半分以下の生産性にとどまり、テクノロジーの浸透もすすんでいない。マクロ的に見たときに、働く場所として人気というわけでもないし、日本の起業の数は他国と比べても圧倒的に低いし、起業家が社会的にも評価されない国であるとも言われている。

 こういう状況というのを変えて、スモールビジネスこそ、強くて、かっこよくて、スマートな存在で、この人たちの方が、ほんとに強くて、何か怖い存在だと思われるような世の中をつくっていきたい。

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FY2019事業戦略発表会で新ミッションを発表

 スモールビジネスが世の中の主役となり、大きく繁栄することには社会全体として、大きな意味がある。一つは、イノベーションが加速すること。小さなビジネスであればこそ起こせる、大企業には見えないイノベーションは非常に多く存在する。Googleの検索以外の事業の多くはM&Aが種となっているし、テクノロジー業界以外でも奇抜なアイデアはスモールビジネスからこそ生まれやすい。2つ目に、スモールビジネスを経営することは究極の自己表現である。これを選択肢にもてることは、精神的にもすばらしいことだし、個が強い社会の象徴だ。そして3つ目に、スモールビジネスは働く環境としても、より多様な価値観にであえたり、非連続的な成長がある場所である。つまり、スモールビジネスが強くなることは世の中をオモシロクする。

 よく、「スモールビジネスのほうが強くなるって、ほんとにできるんですか?」って聞かれるけれど、実はスモールビジネスは新しいテクノロジーをすばやく採用できる。経営者が決めればよいだけだ。また、スモールビジネスの数は多いからこそ活用できるAIやデータの価値もあるだろう。つまり、しっかりとテクノロジーをスモールビジネスに届けることができれば、この大革命は実現できる。非常にやりがいのあるミッションだと考えている。

だれでも、ビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム

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「スモールビジネスを、世界の主役に。」このミッションに向けて、freeeがまず実現しようとするのは、「アイデアやパッションやスキルがあればだれでも、ビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム」である。スモールビジネスが、freeeのプラットフォームにのっていただければ、簡単にビジネスができるだけでなく、ビジネスが強くなり、よりスマートに経営したり、運営したり、意思決定できるようになる、そんなプラットフォームをつくっていく。

これは、今まで通りビジネスを簡単に業務効率化できるようにするところはもちろんのこと、ビジネスの状態の可視化を簡単に進められることがまず第一だ。そのために freee はこの7月に「あらゆるビジネスで経営企画」をコンセプトとした「プロフェッショナルプラン」をリリースし、事業計画の策定や予実の分析を簡単に行える機能の提供を開始した。今後、エクセルから freee のデータを簡単に呼び出せる機能なども実現予定で、企画、分析の機能は今後ますます充実していく予定だ。

また、あわせて会計事務所向け機能として「AI月次監査」機能もリリース。こちらでは、月次の帳簿の確認の業務をAIが代行していくことて、会計事務所におけるルーティーン業務を自動化し、よりコンサルティング・アドバイザリー的業務にフォーカスできることを支援する機能だ。このように会計事務所のルーティン業務の自動化が進めば、スモールビジネスに提供されるサービスの付加価値も大きく向上し、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というfreeeが目指す姿にも近づいていくことは間違いない。

では、「だれでもビジネスを強くスマートに育てられるプラットフォーム」を目指して、その先に何に取り組んでいくのか。テーマはいくつかある。ひとつは、スモールビジネスを資金繰り面から支援する。資金の制約はスモールビジネスが成長する、強くなる上での制約の一つだ。そして、ビジネス間の取引自体を簡単にするプラットフォーム自体を構築する。そして、バックオフィスに限らない業務領域の自動化なども考えていきたいと思っている。

「創造的な活動にフォーカス」から「スモールビジネスを、世界の主役に。」新しいミッションを掲げ、次のフェーズに進むfreeeに引き続きご期待ください。

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初の著書を出版しました。時間の使い方とか計画について僕が気をつけていることをまとめてみました。新しい目標を探したい人、目標達成を目指す人におすすめです。

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